子どもの運動会や発表会は、一度きりの大切な行事です。きれいに残したいと思う一方で、「遠くて小さくしか写らない」「室内が暗くてうまく撮れない」「動画が重くて送れない」と、困ることも多い場面です。
この記事では、運営者が子どもの運動会と発表会を撮った体験をもとに、撮り方のコツと準備、気をつけたいマナーをまとめました。
先に結論:運動会・発表会を撮るときのポイント
- 運動会は望遠のズームレンズが便利。ただし取り回しに注意:三脚は使えないことが多いので、手持ちで撮る前提で準備します。
- 発表会は「暗さ」に備える:室内は、思っている以上に暗いことがあります。
- 家族で役割分担する:望遠で撮る係と、近くで撮る係に分けると、撮りのがしが減ります。
- 動画は「容量」と「共有」まで考える:撮影時間や画質、スマホの空き容量を事前に確かめておきます。
運営者の体験:運動会と発表会を撮ってみて
運動会:カメラを持って行った
- 運動会にはカメラを持って行きました。子どもが遠くにいることが多いので、ズームレンズがあったほうが便利だと感じました。
- ただし、大きなレンズは、人の多い中では取り回しに注意が必要です。
- 三脚は使えない場合が多いので、手持ちで撮れる機材にしておくと安心です。
発表会:スマホで写真と動画を撮った
発表会は、スマホで写真と動画を撮りました。室内は、意外と暗くて撮りにくいと感じました。明るい屋外の運動会とは、まったく条件が違います。
家族で役割分担した
撮るときは、家族で望遠で撮る係と、近くで撮る係に分けました。一人で遠くも近くも撮ろうとすると大変ですが、役割を決めておけば、それぞれが自分の担当に集中できます。
また、子どもの園では、行事のときにカメラマンが来て写真をたくさん撮り、あとで販売する仕組みがありました。プロの写真もあると思えると、ある程度の安心感がありました。
動画の容量に気をつけた
発表会の動画は家族に共有するので、ファイルの大きさに気をつけました。長く撮ったり、画質を上げたりするほど、ファイルは大きくなります。スマホに保存する場合も、空き容量には気をつけたいところです。
運動会の撮り方のコツ
- 望遠のズームレンズを用意する:遠くの子どもを大きく撮れます。カメラとレンズの組み合わせが重くなりすぎないかも考えておきましょう。
- シャッター速度は速めに:走る子どもを止めて写すには、速いシャッター速度が必要です。設定の目安はF値・シャッター速度・ISOの決め方で紹介しています。
- プログラムで出番を確かめておく:自分の子どもがいつ、どのあたりに出るかを知っておくと、構える準備ができます。
- 手持ちで撮る前提にする:三脚が使えない場合が多いので、手ブレ補正のあるカメラやレンズだと安心です。
発表会の撮り方のコツ
- 暗さを前提にする:舞台は明るく見えても、カメラやスマホにとっては暗いことがあります。
- スマホはズームしすぎない:スマホのズームは、倍率を上げすぎると画質が落ちやすくなります。撮る位置を工夫するのも一つの方法です。
- カメラなら明るいレンズが有利:F値の小さいレンズなら、暗い室内でも明るく撮りやすくなります。
- 動画の画質と長さを決めておく:撮りたい場面だけに絞ると、容量を節約できます。
家族での役割分担の例
| 担当 | 撮るもの | 向いている道具 |
|---|---|---|
| 望遠で撮る係 | 遠くの子どもの表情、競技や演技の様子 | 望遠ズームレンズを付けたカメラ |
| 近くで撮る係 | 出番の前後、友だちと過ごす様子、全体の雰囲気 | スマホや、標準ズーム・単焦点のカメラ |
どちらか一人が動画を担当すると決めておくのも、よい方法です。写真と動画を一人で同時に撮るのは難しいので、無理をしないことが大切です。
動画の容量と共有で気をつけたいこと
- 前日に空き容量を確かめる:途中で保存できなくなると、大事な場面を撮りのがしてしまいます。
- 画質の設定を確かめる:画質を高くするほど、ファイルは大きくなります。スマホの設定画面で、画質や1秒あたりのコマ数を確認しておきましょう。
- 撮影時間を絞る:ずっと撮り続けるより、見たい場面だけを撮るほうが、共有も見返すのも楽になります。
- 共有のしかたを考えておく:大きなファイルは送りにくいことがあります。家族の間でどう共有するかを、事前に決めておくと安心です。
マナーと気をつけたいこと
- 園のルールを守る:撮影場所や、三脚・脚立の使用など、園ごとのルールに従いましょう。
- 周りの人の視界をさえぎらない:立ち上がったり、カメラを高く掲げたりすると、後ろの人が見えなくなります。
- ほかの子の写り込みに注意する:ほかの子が写った写真をSNSに載せるのは控えましょう。写真を人に送るときは、写真の位置情報の消し方もあわせて確認しておくと安心です。
- 自分の目でも見る:撮ることに夢中になりすぎず、子どもの晴れ姿を自分の目で見る時間も大切にしたいところです。
よくある質問
Q. スマホだけでも大丈夫?
近くから撮れる場面なら、スマホでも十分きれいに撮れます。遠くから撮る運動会や、暗い室内の発表会では、カメラのほうが有利な場面が多くなります。スマホとカメラの使い分けは子どもを撮るカメラの選び方で紹介しています。
Q. 園のカメラマンがいるなら、自分は撮らなくてもいい?
プロの写真があると安心感はありますが、家族ならではの目線の写真や、自分の子どもだけをじっくり追った写真は、自分で撮るからこそ残せます。役割分担しながら、無理のない範囲で撮るのがおすすめです。
Q. カメラはどうやって持って行けばいい?
レンズをつけたカメラは、すぐ出せるバッグに入れておくと便利です。子連れでのカメラの持ち歩き方は子連れの撮影で助かるカメラの持ち歩き方で紹介しています。
まとめ
運動会は望遠のズームレンズが便利ですが、取り回しに注意が必要で、三脚は使えないことが多いです。発表会は、室内の暗さに備えておきましょう。運営者は、家族で望遠で撮る係と近くで撮る係に分けて撮りました。
動画は、撮影時間や画質、スマホの空き容量、家族への共有のしかたまで考えておくと安心です。そして、園のルールとマナーを守りながら、子どもの晴れ姿を写真と自分の目の両方で残してください。

